使った分だけ払うエコプラン!エコプランだと、使わなかったぶんの料金を割引してくれます。エコプランの注意点や申し込めない方についても解説します

IIJmioには使ったぶんだけ払うプランがあると聞いたよ。

エコプランのことですね。エコプランだと、使わなかったぶんの料金を割引してくれます。ただし申し込めない方や注意点もありますので、しっかりチェックしていきましょう。
IIJmioのエコプランとは?
IIJmioエコプランとは2016年12月から受付開始した新しいプランのことです。これまでは契約容量ごとに定額を支払ってきましたが、エコプランでは余った通信料分を割引してくれます。
割引額は0.5GB 100円、最大70%引きになります。詳しく条件や特徴を見ていきましょう。
使わなかった容量割引
エコプランはその月の利用GBごとに料金を支払うプランです。容量が余った場合は500MB 100円ずつ割引してくれます。
- 1GB余れば200円引き
- 1.5GBあれば300円引き
- 2GBあれば400円引き
となります。
プランは二つ
容量は自由に設定できるのですが、申し込みプランとしては二つのプランがあります。それは
- エコプランミニマム3GB 音声SIMで1,600円
- エコプランスタンダード7GB 音声SIMで2,400円
の月額料金です。
端末セットが条件
エコプランはSIM回線のみの契約はできません。IIJmioが指定する指定端末のどれかをセットで、契約することで契約できます。
エコプランで選べる端末リスト
Zenfone 4 カスタマイズモデル
Aquos sense lite SH-M05
Zenfone 4 Pro
Moto X4
Moto G5s
Moto G5s Plus
Zenfone 4
Zenfone 4 selfie pro
Blade V8
Huawei nova
Zenfone 3
Trinity NuAns NEO Reloaded
Zenfone Zoom S
arrows M04
arrows M03
IDOL 4
Aterm MR05LN
Aterm HT100LN SW
Si L10
※2018年4月現在
音声SIMデータSIMもある
エコプランでは音声SIMもデータSIMもあります。そのため音声通話が必要な方は音声SIMを契約すれば普通通りに電話が使えます。
データだけでいいという方はデータ専用SIMを選ぶことで、データのみの契約が可能です。
自分に合った容量が選べる
エコプランの通常プランはミニマム/スタンダード3GB/7GBの2種類ですが、実際には自分の使った容量に応じて1GBから最大20GBまで最適な容量を選べます。
使わなかったぶんは割引されますし、7GBを超えたぶんはマイページから設定することで上限を引き上げることができ、その場合0.5GBごとに100円ずつの課金で高速データ通信が使えます。

例えば7GBでは足りなくて10GBに設定したけれど、実際に使ったのは8GBだったという場合は1GB分200円の追加課金で無駄なく支払えます。
かけ放題などのオプションもつけられる
エコプランでは普通のIIJmioのミニマムスタートプランやライトスタートプランのように
- かけ放題オプションをつけたり
- SIMカードを追加したり
- 高速データ通信のオンオフをしたり
- MNPで転入したり転出したり
- 留守番電話機能をつけたり
- 追加SIMでシェアしたり
することもできます。

なるほど。エコプランは使う容量に合わせて柔軟に課金されるので全く無駄がないんだね。

月々の使用データ容量の差が激しい人にとっては無駄のないプランですね。
割引額の例
次に実際にどれくらいの容量を使ったらいくら割引になるのか、ケースを三つ見ていきたいと思います。
3GB契約で1GBしか使わなかった場合
3GBプラン(エコプランミニマム)を契約していて今月は1GBしか使わなかったという場合、2GBぶん(500MB×4)400円が割引されます。
音声SIMの契約の場合1,600円-400円で1,200円の請求になります。
7GB契約で6GBしか使わなかった場合
次にエコプランスタンダード7GBプランで、実際には6GBしか使わなかったという場合です。
1GB分余りますので、100円×2=200円引き
音声SIMプランでは2,400円-200円で2,200円となります。
7GBプランで6GBオーバーした場合
エコプランスタンダード7GBプランを契約していたけれど、今月は6GBオーバーしてしまったという場合は、6GBぶん(100円×12)1,200円追加課金されます。
そのため2,400円+1,200円で3,600円の請求になります。

ファミリーシェアプランでは12GB 2,240円だったよね。エコプランよりファミリーシェアプランの方がお得なの?

6GB超えなど契約プランを大きくオーバーしてしまった場合、追加の課金が高くなってしまいます。毎月オーバーしてしまうという方にはエコプランは向いていませんね。
よくオーバーしてしまう方にとっては、通常の12GBコース、ファミリーシェアプランの方がお得です。
エコプランのデメリット

無駄がないこということは分かったけど、やっぱりデメリットもあるよね?気になるな

次にエコプランのデメリットを見ていきます。
au回線のみ
まずエコプランはドコモ回線はなくau回線(タイプA)プランしかないという点です。
AU回線でデメリットとなるのは使えるスマホ端末が限られてしまうことです。
購入するスマホをタイプAに対応したものを選ぶ必要があり、選べる端末が限られてしまいます。
SIM回線のみの契約ができない
エコプランは端末セットを購入することで契約することができるプランで、SIM回線のみの契約ができません。なので持っているスマホをそのまま使いたいという方には向いていません。
通信制限がある
エコプランには通信制限があります。
3日あたり6GB
高速モードをオンオフにかかわらず3日で6GBを超える通信をすると200kbpsの通信規制が行われます。
3日あたり366MBの規制
高速モードをオフにしていて三日間で366MB以上の通信をすると、通信速度の規制が行われます。
IIJmioユーザーはMNP乗り換えができない
現在IIJmioの通常のプランミニマムスタートプランや、ライトスタートプラン、ファミリーシェアプランを契約している方はエコプランに契約を変更することはできません。またMNPで乗り換えすることもできません。
現時点ではIIJmioを使っている方は新規で契約するしか方法がありません。
違約金がかかる場合も
現在IIJmioで音声シムを契約していて、エコプランを使ってみたいという場合一度IIJmioの契約を解除してエコプランに新規で申し込む必要があります。
その場合IIJmioでの元のプランの利用日数が12ヶ月以下の場合、利用した月数に応じて違約金がかかります。
データSIMの場合は違約金はかかりません。

なるほど。IIJmioを使っていてエコプランに乗り換えたいと思っても電話番号をそのまま乗り換えることはできないんだね。
IIJmioから他の格安SIMに転出して、またエコプランに転入するという方法もありますが、正直違約金もかかってしまいますし、そこまでする必要はないのではと思います。。
エコプランの申し込み方法
IIJmio契約中の方
IIJmioを契約中の方は一旦解約して新規で申し込むという手続きを取る必要があります。そのため以下のような流れとなります。
- 現在の回線契約を解約する
- エコプランに申し込みをする
- 本人確認書類をアップロードする
- SIMカードが発送される
- 到着して設定を行う
他社からMNP新規申し込みの場合
他社からMNPで乗り換える方や、新規で申し込み方の場合、以下のような流れになります。
- MNP予約を行う
- エコプランを申し込む
- 本人確認書類をアップロードする
- SIMが発送される
- 到着して設定する
※今使っている電話番号をそのまま使いたい場合は解約ではなくMNP予約をします。
※MNPしない場合は次のステップに移ってください。
みおふぉんのエコプランのまとめ
- エコプランは使ったぶんだけ料金を支払うプラン
- 最低1GB~最大20GBまで利用状況に合わせて柔軟に支払える
- SIM回線のみの契約はできず、端末セットの購入が条件
- 通話プラン・データ専用のプランの両方ある
- 常に容量をオーバーする場合、ファミリーシェアプランの方がお得
- IIJmioの契約からエコプランに乗り換えはできない
- au回線のみなので使える端末が限定される