SoftbankからIIJmioに乗り換える場合、解約・MNPで乗り換えのタイミングはいつがベストなのか、いくらの料金がかかるのか、端末購入割引はどうなるのか、日割り計算を行ってくれるのかなどについて解説します

ソフトバンクでスマホを1台契約しているんだけど、料金が8,000円するからIIJmioに乗り換えたい!いつ乗り換えると違約金がかからないですむのかな?

そうですね。ソフトバンクには2年縛りがあるから、違約金がかからないようにするためには更新月に乗り換えた方がいいですね。詳細を解説しますね。
目次
ベストなタイミングは26ヶ月目
出典:ドコモ イメージはドコモです。
SoftbankからIIJmioに乗り換えるべきタイミングは、Softbankの契約から26ヶ月目です。それは二つの理由があります。一つは違約金、二つ目が端末購入割引です。
まずソフトバンクには2年縛りがあり、契約から25ヶ月目と26ヶ月目、それ以降2年毎でないと解約金9,500円がかかってしまいます。
二つ目が端末購入割引です。ソフトバンクで端末を購入すると月月割でスマホ端末の自己負担が数百円で済みます。しかし途中で解約してしまうと月々割が適用されなくなり端末代を全額自己負担で支払わないといけなくなります。
一方2年を超えてしまうと、また2年後まで自動更新されてしまい27ヶ月目から48ヶ月目までの間に解約すると9,500円の違約金がかかってしまいます。

そうか、ソフトバンクと契約している場合26ヶ月目に解約すると端末代の支払いもちょうど終わっていて、違約金もかからなくて一番安く抑えられるんだね。
ソフトバンクの月額料金の仕組み
ソフトバンクの月額料金の仕組みを知っておく必要があります。ソフトバンクの普通の契約では2年縛りがあり、契約が2年ごとに自動更新されます。2年以外の期間に解約すると違約金がかかります。これが2年縛りです。
※またいつ解約しても解約金がかからないコース「フリープラン」といいます。フリープランで契約している場合はいつ解約しても解約金がかかりません。
契約更新月と契約満了月の違い
契約更新月と満了月は微妙に意味が違っています。満了月は2年の契約が完了する月です。一方更新月は満了月の翌月、翌々月の解約金がかからずに解約できる月のことです。
つまり1ヶ月目に契約すると24ヶ月目に契約満了月を迎え、25ヶ月目と26ヶ月目が更新月で無料で解約することができます。
たとえば2016年4月に契約した場合、契約満了月は2018年3月、更新月は2018年4月と5月です。

2年縛りといわれているのはこの25ヶ月目と26ヶ月目にしか違約金なしで解約できないためですね。

なるほど、契約満了月24ヶ月目ではなくて、更新月25ヶ月、目26ヶ月に違約金なしで解約することができるんだね。だけどいつは更新月か分からなくなっちゃった。

それでは更新月を調べる方法を紹介しますね。
契約更新月を確認する方法
電話で確認する
ソフトバンクのスマホから確認する場合157の電話に、一般電話から問い合わせる場合は0800-919-0157に問い合わせて確認することができます。
webページで確認する
マイソフトバンク(My SOftbank)からオンラインで簡単に確認することができます。
「基本料」の欄に「更新期間」という項目があります。ここで確認できます。もし更新期間の表示がない場合、フリープラン(契約縛りがない)プランで契約しています。
月月割の仕組みと料金
出典:ソフトバンク
俗にいわれている違約金9,500円はスマホのデータ通信と通話の解約にかかる解約金のことです。ですが、これ以外に注意しておくべき点があります。それが月月割といわれている端末購入割引です。
ソフトバンクではスマホを購入すると月月割でスマホ料金を大幅に割引してくれます。
この月月割はソフトバンクと契約して2ヶ月目から25ヶ月目まで端末代を割り引く仕組みです。この月々割はソフトバンク契約して1ヶ月目からではなく2ヶ月目から適用される点に注意が必要です。
スマホ契約を途中で解約した場合、この月々割も解除になってしまい端末の割引がなくなります。そうすると端末代を全額自己負担しないといけなくなってしまいます。
例えばiPhone6sの場合月々2,590円かかるところを2,140円月月割で割り引いてくれるため自己負担は450円です。この2,140円を自分で支払う必要が出てきてしまいます。
ソフトバンクからIIJmioに乗り換えるベストのタイミング
ここまででSoftbankのスマホ料金と端末購入の割引が適用される時期や自己負担額についてみてきました。
これらを総合的に考えるとまず違約金がかからないのが25ヶ月目、26ヶ月目、そして端末支払いが終わるのが25ヶ月目、するとその翌月である26ヶ月目が解約にちょうどいいタイミングだといえます。
もし24ヶ月目で解約してしまうと9,500円の解約金がかかりますし、25ヶ月目に解約すると端末代の分割払いを自己負担しないといけなくなります。
例えば6月に乗り換える場合余裕を持って6月25日ぐらいまでには解約しておく必要があります。

MNPする場合はもう少し時間が必要で、6月10日ぐらいにMNP予約番号を取得しMNP予約番号取得したら、すぐにみおふぉんに申し込んで6月25日ぐらいまでには乗り換えを完了させた方が良いですね。

そうか、26ヶ月目だと更新月で違約金がかからないし、端末分割払いも丁度終わって最低限の手数料で乗り換えることはできるんだね。
実例1 2年以内(18ヶ月目)に解約すると
2年以内に解約すると違約金9,500円
端末代分割の残りがかかります。
- 違約金9,500円
- 端末分割払い3,660円×7ヶ月=25,620円
がかかることになります。
実例2 2年目以降(27ヶ月目)に解約すると
- 9,500円の違約金
がかかります。端末代の支払いは終わっているため違約金は9,500円だけです。
いつ乗り換えが成立するか
MNPでIIJmioに乗り換えた場合、IIJmioのSIMカードが使えるようになった日が乗り換え日であり、ソフトバンクとの契約が終了した日になります。
MNPをすると自動的にソフトバンクは解約になり自分で解約する必要はありません。
解約月の支払い料金について
ソフトバンクを解約・MNPでIIJmioに乗り換える場合、その月の支払い料金はいくらになるでしょうか。
ソフトバンクで支払う料金
ソフトバンクで支払う料金は乗り換えた時の全額の料金です。
日割り計算を行われないため全額を負担する必要があります。
ソフトバンクは月末締め、11日締め、21日締めの3種類の締め日がありご自分の締め日に合わせて跨がないように手続きしないと、翌月の料金もで請求されてしまいます。
IIJmioに支払う料金
一方IIJmioでは契約した月は日割り計算を行います。そのため11月5日に乗り換えた場合は11月5日から11月30日までの料金を請求されます。
乗り換えにかかる費用
違約金がかからない26ヶ月目に乗り換えた場合でも、完全に無料で乗り換えられるわけではありません。
実際には
- MNP転出料3,000円
- IIJmioの事務手数料3,000円
- SIMカード発行手数料2,000円
がかかります。
MNP乗り換え方法と解約方法
MNPで乗り換える方法や解約してから乗り換える方法、必要なもの、具体的な流れについてはこちらのページで解説していますので、参考にしてみてください。
参考:ソフトバンクからIIJmioにMNPで乗り換え解約する方法と料金を解説